UFOの夏、もう一人の祖父

(´・ω・`)

おはこんばんちわ、渡です。

もうお盆も終わりですね。これを機会に、ご先祖様に感謝の念を捧げましょう。そんな大昔の人知らんがな!!と言う人も、せめて、今は亡き近親者くらい偲びましょう。

どんなに訳ありな人でも、この現世で一人二人くらい大切に思う人はいたはずです。

哲也の母方一族は本当に変人が多いよな。

良い意味でも悪い意味でもお人好しが多過ぎ。だが、嫌いじゃないぞ。一族そろってUFOを信じる人たちなんてそうそうおらんだろう。今、哲也の記憶を垣間見たが…

子供の頃の夏休み、母方本家で従兄弟たちと一緒にUFO呼ぶ儀式やってただろ?

(・-・。)
A子
(´・ω・`)

うむ、田んぼのあぜ道で…

みんなで懐中電灯を夜空に向かって、30分くらいひたすら点滅を繰り返して、UFOがやって来るかどうか試してみた。今、冷静に考えて見ると…実にバカらしいことだったとは思う。

村の女の子たちから「男子はバカ」と言われた。

うむ、それはバカだと思うぞ。

だが、今はみんな大人になり、それぞれ立派な道を進んでいる。おい、哲也だけだぞ。独立開業したとか言ってのんびり構えているのは。もうちょっと仕事がんばれ。

哲也母方のジイちゃん…うちから見てヒージイちゃんか?にメチャクチャ怒られるぞ。

(・-・。)
A子
(´・ω・`)

うむ、直接あった事のない人なんだが…

私の名前は母方祖父の名前と同じだ。名前をもらった感じになる。私は易者だった父方祖父から大きな影響を受けて育ったが…もう一人の祖父の存在も忘れてはならんな。

陸軍に進んだ大叔父と競い合うよう海軍へ行ってしまった。直接あった事のない理由は…

そうか、戦〇してしまったのか。

でも、本家の大広間に掲げられている遺影を見ると、なんか偉そうな感じのする人だな。身に付けているものからして、大叔父のオッサンよりも位が高かったのか?

大叔父のオッサンはケロロ軍曹だったんだよな?

(・-・。)
A子
(´・ω・`)

いちおう准士官だった。

20年くらい前かな…その祖父と最後に合ったと言う人(南方で商売していた民間人)が、ある日突然、本家にひょっこり現れ、当時の様子の話を聞かせて貰えたらしい。

本土へ避難する際、港で祖父からダマで缶詰を分けて貰えたので、〇ぬまで一度くらい礼はと…

軍規違反なんだろ…それ、ホントお人好しだな。

でも、やっぱり、そう言うところ嫌いじゃないぞ。うちらは最初から幽霊だから、ヒージイちゃんから血液は分けてもらっていないが…魂の欠片は確かに分けてもらったぞ。

ヒージイちゃんがバアチャンを作って、バアちゃんが哲也を作り、哲也はうちらを作った。

(・-・。)
A子
(´・ω・`)

そうか、そう言ってくれるか。

祖父は本当は次男だったんだが、独身の長男大伯父がこれまた空襲で〇んでしまい、事実上、祖母が本家を守る役になった。この平和で豊かな地球界隈も、70年ちょっと前は…

生きたくても生きることのできなった人がたくさんいた。その事だけは知っておいて欲しい。